「戸建て」の不満ランキングをご紹介!住んでから分かるデメリットとは?

「戸建て」の不満ランキングをご紹介!住んでから分かるデメリットとは?

住宅の購入は必ず満足のいく結果になるとは限りません。購入当時は気にしなくても、実際に住んでみると「不便だ」「面倒だ」と感じることがよくあるからです。可能ならば事前に知りたいところですが、どれも住んでからわかることばかりで、満足のいく物件を選ぶのは難しいといえるでしょう。

そんな、住んでからわかる不満をランキング形式で紹介します。すべての物件がそうではありませんが、事前に不満を予想できれば、物件探しにも活用することができます。見学する際は、是非不満点を参考にしてみてください。

戸建ての不満ランキング

今回は、不動産・住宅サイトの「SUUMO(スーモ)」が行うランキングから参考にさせてもらいました。数多く戸建てを扱うSUUMOには、どのような不満が寄せられているのでしょうか。デメリットになり得るポイントをご紹介します。

第1位「庭の手入れが大変」

もっとも多い不満は、庭の手入れが大変なことです。庭は戸建てにしかついておらず、将来、庭の付いた住宅を購入するのが夢の人も少なくないと思います。

ですが、実際には雑草の除去や水やりなどをしなければならず、それを不満に思う人が多くいます。放置しておくと雑草が伸び、見た目が悪いだけではなく虫の被害も増えます。だからといって雑草の除去したくても、仕事が忙しく、体力的にも時間的にも余裕はありません。

その結果、煩わしい雑草をコンクリートや農薬で根絶してしまう人も少なくないと思います。

庭はあこがれの一つではありますが、手入れをし続けられるかという事とは別の話になります。ガーデニングなどが趣味で、庭の手入れが苦で無い人でなければ、管理が負担になってしまうのです。

第2位「お風呂が寒い」

第2位の不満には「お風呂が寒い」という話があります。

見学しているときは気にしていませんでしたが、実際に利用してみると思った以上に寒く、辛く感じてしまいます。見学時には服を着ていましたが、実際に利用するときは服を脱ぎますので、ある意味当然といえるのかもしれません。

近年では、風呂場に暖房を取り付る家は多くあります。特に、注文住宅では暖房器具の有無を選択しやすく、多くの住宅で取り入れています。

風呂場では、ヒートショック現象など温度差による問題をよく耳にします。健康のためにも、風呂場の温度管理は確認しておくようにしてください。

第3位「収納が少ない」

第3位の不満には「収納が少ない」という話があります。

クローゼット、押し入れ、床下収納など、戸建てには様々な収納場所があります。住宅を見学する際、収納場所を気にする人も多いのではないでしょうか?その結果、収納スペースに満足して購入すると思います。

ですが、実際に住み始めると荷物は増えていき、最終的に「収納スペースが足りない」ということが大いにあります。

特に、結婚し子供が生まれることで新居を購入する人は多いです。子供が成長するにつれ荷物が増えることを失念してしまい、目測を誤ることが多いといえるでしょう。

購入してすぐに感じる不満だけではなく、こういった、何年も住み続けて感じる不満もあるのです。

第4位「ご近所付き合いが大変」

残念なことに「ご近所付き合いが大変」と考える人もいるようです。

多くの場合、新しく引っ越してきた人を受け入れるため、周辺住民は親切に話しかけ、付き合いをしてきます。ですが、それを「面倒」「煩わしい」と感じてしまい、不満を持つ場合もあります。

もちろん、そのような親切な人だけではなく、うるさい人、うわさ好きな人、無遠慮な人など、付き合うのが大変な人も含まれています。

住宅を見学する際、大体の人は室内や外見だけを見学すると思います。コンビニや駅などの周辺情報を調べることはしますが、ご近所の様子まで調べる人はほとんどいないことでしょう。

実際に生活してみないとわからないことではありますが、自由の時間に自由にできないのが不満の原因といえます。

第5位「日当たりが悪い」

「日当たりが悪い」ことを不満に思う人もいます。

日光は部屋を明るくしてくれるだけではなく、気分も明るくします。日当たりが悪いと部屋が暗いだけではなく、気分も落ち込んでしまうでしょう。

また、日陰であることが寒く感じたり、洗濯物も乾きにくくなります。電気や暖房など、日光の代わりになる物は多いですが、折角なら日当たりが良い家でゆっくりしたいものです。

不満の無い家は存在しない

上記のように、実際に住んでみて初めて分かる不満は沢山あります。他にも、スペースが狭い、部屋数が少ないなどの不満もあるようです。

将来の事を考えるのなら、よく調べて不満の無い住宅を選ぶことが大切といえます。

ただ、どんなに調べても、満足する住宅を見つけることは難しいといえます。住んで初めて分かる問題もありますし、何より「より便利に」を求めて不満を持つようになるからです。

不満の無い住宅に住むためには、しっかりと事前調査も大切ですが、今後、どのように不満に対処していくかが重要といえます。

不満を不満で受け入れるのではなく、どうすればいいかを考え実行することが、満足のいく生活に繋がるのではないでしょうか?