売却価格が高い物件はどうすればいい?速やかに売買を成立させる方法とは

売却価格が高い物件はどうすればいい?速やかに売買を成立させる方法とは


不動産の売却を検討している人の中には、土地が広いなど、売却価格の高い不動産の売却を検討している人もいます。しかし、売却価格が大きい不動産の場合には、需要が少ないためすぐに売買が成立しない場合が多いと言えます。どうすれば売却価格が大きい不動産でも速やかに売却できるでしょうか?

そこで今回は、売却価格が大きい不動産の速やかに売買を成立させる方法について詳しく解説していきます。

普通に売却を依頼しても厳しい


不動産は購入に多額の費用を必要とするため、流動性の高い物とは言えません。そのため、不動産を少しでも早く売却したい場合は、買い手の需要が高い物件であることが重要です。買い手の需要が高い条件は以下の通りです。

  • 駅からのアクセスが良い
  • 周辺施設が充実している
  • 物件価格が安い

需要は買い手によってそれぞれ異なります。例えば、子供連れの買い手の場合には、駅へのアクセスを優先するのではなく、子供を育てるのに適している閑静な住宅街を求めている可能性があります。

しかし、物件価格が安いという条件は、中古物件の必須条件です。そのため、土地が広いといった理由で、売却価格が大きい不動産の売買を速やかに成立させるのは厳しいです。

不動産会社に依頼して買い手を探してもらう一般的な売却方法では、需要が限られているため、他の選択肢を考える必要があると言えるでしょう。

買取という選択を提案する


売却価格が大きくなることが原因で買い手が見つからない場合には、売却価格を下げるという選択肢しかありません。

しかし、売却価格を下げると、売り手が損することになります。そこで登場するのが不動産会社に買い取ってもらうという方法です。

「不動産会社が買い取ってどうするの?」と思った人もいるかもしれませんが、買い取った不動産を転売することによって不動産会社は利益を得ます。

つまり、広い土地などの場合には、一度購入して建物を解体して土地を分けるなど買い手の需要が高くなりやすい状況を作ってから転売します。

売り手は売却できなかった不動産を売却できて、買い手である不動産会社は転売によって利益を得ることができるため、双方にとって「WIN-WIN」と言えるでしょう。

買取を選択した場合の売り手のメリットとデメリット


買取を選択することで、売却が困難であった不動産の売却が期待できるというメリットがありますが、他にメリットやデメリットはあるのでしょうか?

買取を選択した場合のメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

買取を選択した場合の売り手のメリット

買取を選択した場合の主なメリットは以下の通りです。

  • 取引成立までの時間を短縮できる
  • 仲介手数料を抑えることができる
  • 瑕疵担保責任を負わずに済む

不動産会社に売却を依頼した場合には、買い手の募集を行ったり内覧を行ったりするため、取引が成立するまでに時間がかかります。しかし、買取は不動産会社との間で取引するため、取引成立までの時間を大幅に短縮することが可能です。

また、不動産会社に依頼して取引が成立した場合には、仲介手数料を支払う必要があります。仲介手数料は、「(売却価格×3%+6万円)+消費税」で求めることができます。

例えば、1億円の不動産を売却すると、手数料だけで330万4,800円かかります。この分を払う必要がなくなるので、大幅に費用を抑えることができるでしょう。

個人間で不動産の取引を行うと、瑕疵が見つかった場合は売り手負担で修繕を行う必要がありますが、不動産会社との間は瑕疵担保責任は生じません。そのため、安心して不動産を売却できると言えるでしょう。

買取を選択した場合の買い手のデメリット

買取を選択した場合の主なデメリットは以下の通りです。

  • 市場価格よりも買取価格が20%程度低くなる
  • 買い取ってもらえるとは限らない

不動産会社は転売で利益を得るために、市場価格よりも20%程度安く買取の提案を行ってきます。価格交渉によってある程度の余地はあると言えますが、市場価格よりも安いことに変わりはないと言えるでしょう。

また、転売を行っても利益を得ることができない、もしくはすぐに買い手が見つからないといった条件の良くない不動産の場合は買取に応じてくれない場合があります。そうなると、仲介を依頼して買い手が現れるまで待つしかなくなると言えるでしょう。

総合的に判断することが重要


土地が広いなどの理由で売却価格が高い不動産を売却する際は、買取という選択も1つの手段と言えますが、買取を選択する際は、メリットとデメリットを総合的に考えて判断する必要があります。

また、買取を依頼しない、あるいはできなかった場合でも選択肢がないわけではありません。例えば、土地の上に建っている建物を解体して更地として売るという方法です。

不動産会社が転売する際の方法を自分が真似するというものですが、この方法を選択する場合は、解体費用が別途発生すること、建物価格が売却価格から引かれるので状況次第では買取価格がかなり低くなってしまうというデメリットが考えられます。

選択した方法によって大きく結果が異なってくるため、どうすればいいか分からない場合には、一人で決めるのではなく、事前に不動産会社に相談して最適な売却方法を決めた方が良いと言えるでしょう。