キッチンをリフォームして快適生活!どのタイプが人気?

築年数が経過すると、内装や設備が劣化したり壊れたりするため、リフォームが必要です。リフォームする際に、今まで設置してきたキッチンを新品にするのではなく時代の流れに合わせた新しいタイプに変更したいという人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、キッチンをリフォームする際にどのタイプのキッチンが人気なのか、特徴と魅力について詳しく解説していきます。

キッチンは大きく2種類に分けられる

キッチンと一口に言っても、その種類は様々であるため、どのようなキッチンにしたいのかしっかりと考えてから選ぶことが重要です。

キッチンは、対面式キッチンと壁付けキッチンの大きく2種類に分けられます。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

対面式キッチン

対面式キッチンとは、最近人気が出てきたタイプです。対面式キッチンの主なメリットは、リビングを見渡しながら料理ができるということです。もし、小さなお子さんがいる場合は、キッチンで背を向けながら料理をしたり洗い物をしたりして目を離している間に何らかのトラブルが発生してしまう可能性があります。

しかし、対面式キッチンであれば、リビングを見渡しながら料理ができるため、お子さんの様子やテレビを見ながら料理や洗い物ができます。また、ダイニングテーブルをキッチンの近くに設置すれば、動線がスムーズになるなど、家事の効率を上げることができるでしょう。

では、具体的にどのようなキッチンがあるのでしょうか?対面式キッチンは主に以下の4つです。

  • I型キッチン
  • L型キッチン
  • アイランドキッチン
  • ペニンシュラキッチン

それぞれのキッチンの特徴について見ていきましょう。

I型キッチン

I型キッチンとは、コンロからシンクまでが横一列に並んだキッチンのことです。一般的なキッチンであるため、各メーカーも多くのデザインやグレードを販売しているため、自分に合ったものを見つけやすく比較的費用を抑えられるという特徴があります。

自分一人で料理をする場合には、横に移動するだけで料理から洗い物まで全て片付くため、効率よく家事を進めることができるのが大きな魅力です。

L型キッチン

L型キッチンとは、L字にコンロとシンクを配置したキッチンのことです。I型キッチンの次に人気のあるキッチンで、コンロとシンクが分かれていることで家事動線がスムーズになるほか、スペースを広く確保できるという特徴がありますが、I型キッチンよりも費用が高くなります。

そのため、I型のように横移動ではなく振り向くだけで違う作業に移ることができるほか、スペースが広いことによってキッチンに複数人いても料理や洗い物などを行いやすいのが大きな魅力です。

アイランドキッチン

アイランドキッチンとは、壁から離れて孤島のように独立したキッチンのことです。4面のどこからでも調理台にアクセスできるのが特徴のキッチンで、料理教室やパーティなどで活躍します。しかし、広いスペースが必要になるため、リビングが狭く感じるほか、費用も高くなります。

開放感があり、デザイン性も優れているため、インテリアを重視する場合には魅力的ですが、機能性や利便性などを踏まえながら選ぶようにしましょう。

ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンとは、一方だけ壁にくっついているキッチンのことです。一見するとI型キッチンと同じようですが、I型キッチンのようにカウンターが設置されていないため、I型キッチンとアイランドキッチンの両方の良さを兼ね備えているという特徴があります。

「開放的なキッチンにしたいものの、利便性や機能性も高めたい」という人から人気があり、費用も比較的抑えられるキッチンと言えるでしょう。

壁付けキッチン

壁付けキッチンとは、昔から人気のあるキッチンのタイプです。対面式キッチンは、壁とは反対側に設置するため、ダイニングやリビングのスペースが狭くなります。しかし、壁付けキッチンは、壁にくっついているためダイニングやリビングのスペースを広く確保できるほか、壁面に向かって料理するため料理に集中できるのがメリットです。

では、具体的にどのようなキッチンがあるのでしょうか?壁付けキッチンは主に以下の2つです。

  • I型キッチン
  • L型キッチン

それぞれのキッチンの特徴について見ていきましょう。

I型キッチン

対面式キッチンのI型キッチンが壁に設置されているだけなので特徴はほとんど同じです。壁に設置されているため、水や油が飛んでも壁面につくため、掃除が比較的簡単であるのが大きなメリットと言えるでしょう。

L型キッチン

こちらも対面式キッチンのL型キッチンが壁に設置されているだけなので特徴はほとんど同じです。L字型の長辺部分と短辺部分の両方に採光用の窓を設置すると、明るい雰囲気のキッチンになるのも大きなメリットと言えるでしょう。

大規模な工事が必要になる場合もあるので注意

現在設置されているキッチンを新しいものに変更するのではなくタイプを変更する場合は、給排水ガスの配管、電気配線の延長といった大規模な工事が必要になるケースがあります。そのような場合には、工事費用や工事期間が長くなるため注意が必要です。

それぞれのキッチンの機能性や利便性、メリットとデメリット、工事費用や工事期間などを総合的に考慮した上で、自分に合ったキッチンを選ぶようにしましょう。