不動産の買い時っていつ?おすすめのタイミングは?

不動産の買い時っていつ?おすすめのタイミングは?

不動産の購入は人生でも最大の出来事です。一般的に数千万円の購入は他にはなく、一世一代の買い物といえます。

しかし、そのような買い物はいつすればいいのでしょうか?結婚と同じで、一度しかしないようなことはいつがいいかなんてわかりません。

いつが不動産の買い時なのか?購入する時期を踏まえて考えてみましょう。

不動産を購入する時期は?

では、いつ購入すればいいのでしょうか?購入する時期をいくつか紹介します。

人生の転換期に

一番多い購入時期は、人生の転換期。結婚を始め、新しい人生を始める際に、心機一転して不動産を購入したりします。

特に、子供による影響は大きいです。子供が生まれることにより家が手狭になり、新居を構えるようになります。結婚でも同居人が増えますが、赤ちゃんは何かとスペースがいります。子供の成長により、子供部屋などの問題も出てきますので、将来を考えて不動産を選ぶのです。

他にも、転勤やUターン転職などで新居を購入する場合もあります。移動先に根付くのならアパートのような借家ではなく、住居を構える方が安心できます。再び移動する可能性もありますので、中古での購入や借家の場合もが多いですが、これも購入するタイミングの一つということです。

住宅のような高額な買い物は気軽にできるものではありません。人生の転換期という大きな節目に合わせることで、購入する意思や決意が芽生えるようになるのです。

年齢によって

人生の転換期に似ていますが、年齢で購入する時期を決める場合もあります。

言い方が悪いですが、人によっては人生の転換期が滅多に来ない場合もあります。結婚できない、両親は元気、転勤の予定はないなど、良くも悪くも平凡な生活を送る人もいるでしょう。その結果、40歳、50歳と年齢を重ねてしまうかもしれません。

そうなると、購入するタイミングが見つからず、気が付けば今まで通りアパートに住み続けたり、住居を購入せず、介護ホームに入居することもあり得ます。

そのようなことが無いよう、「40歳で購入する」など、あらかじめ購入するタイミングを決めておくのです。そうすれば、転換期が無くても、購入するきっかけを作ることができます。

人生は目標が無ければ頑張れません。40歳で購入すると目標を立てれば、貯金をするために仕事を頑張るようになります。

ただし、将来何があるかわかりませんので、目標の年齢になった時「こんなはずでは」と落ち込むことも相応にあります。その場合は、改めて目標を立て、決して諦めないようにしましょう。

貯金がたまり次第

住宅は生涯住む場所です。少しでも長く住むためには、購入時期は早い方がいいです。

人生の転換期はいつあるかもわかりません。そのような事を待っていたら購入時期が遅れてしまいます。そのため、貯金がたまり次第、住宅を購入してしまいます。

貯金がたまり次第すぐに購入に移りますので、最も新居を堪能できるタイミングといえるでしょう。

ただし、「急いては事を仕損じる」というように、行動が早すぎて失敗する場合もあります。短絡的に住居を購入するのではなく、しっかりと情報を集めて選択するようにしてください。そして、時には諦めて、タイミングを見計らうのも大切です。

世間のタイミングに合わせて

内的要因だけではなく、世間のタイミングに合わせた外的要因で購入を考えます。

というのも、社会経済によって、物価や購入のしやすさが変化するからです。特に、近年では不動産バブルといわれています。オリンピックを境目とする2020年まで、購入者が増え需要が高まっています。

もちろん、需要がある時期は物価も高まりますのでおすすめはしません。買い時となるのはバブルが弾けた後です。多くの専門家は、2020年のオリンピック終了と共に不動産需要が減り、不動産バブルが弾けると予想しています。将来のことで確定事項ではありませんが、需要が減りやすくなる時期が買い時といえます。

すべての社会現象が買い時に影響を与えるわけではありませんが、お得な購入をするためにも、世間の情報やこまめに確認するといいでしょう。

買い時は自分で決める

購入するタイミングは色々ありますが、結局のところ、買い時は自分で決めた時期が一番の買い時です。自分の物を購入するのですから、自分で選んだ時期が一番いいのです。

あくまで、おすすめのタイミングは参考でしかないわけです。

また、よく不動産や評論家は「今が買い時」と力説することがありますが、これは間違いです。不動産は住宅が売れなければ儲けになりませんので、購入してもらうように常に「買い時」と力説します。

もちろん、本当に良い物件があり、おすすめしている場合もあります。ですが、それは滅多にありませんので、基本的に売り文句と思った方がいいです。なんでしたら、自分で確認して判断した方がいいでしょう。

「いつが買い時」というのは、人によって違います。そのため、買い時は自分で決めなければなりません。様々な要因や気分から判断し、買い時だと思うタイミングで購入しましょう。