レインズの情報はどこで聞いても同じ?物件提案ロボを活用しよう

レインズの情報はどこで聞いても同じ?物件提案ロボを活用しよう

不動産を購入すると一口に言っても、戸建にするのかマンションにするのか 、また駅チカなのか閑静な住宅街なのかなど色々なポイントを考慮する必要があります。そのため、物件選びに時間がかかって困っている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、不動産を購入するにあたって物件提案ロボをオススメする理由と物件提案ロボの特徴について解説します。

レインズに掲載されている情報はどこも同じ

不動産を購入するにあたって、HOME’SやSUUMOといった不動産ポータルサイトを活用して物件の情報を検索したり不動産業者に相談したりする人もいますが、どちらが良い物件が見つかりやすいのでしょうか?

実は、どちらでもあまり変わりないということを知っていましたか?一部、不動産業者しか提案していない物件もありますが、不動産ポータルサイトの物件情報も不動産業者の物件情報もレインズという物件情報を共有するサイトを経由しているものがほとんどです。

そのため、不動産ポータルサイトで物件を検索しても不動産業者に相談しても、結果的にはあまり違いはありません。ただし不動産業者では、ポータルサイトとは異なり、専門家から見た物件の補足情報が得られる場合があります。しかし、利益を最優先する不動産業者だと誘導的な補足情報である可能性もあるので注意しましょう。

そもそもレインズとは

物件を管理している不動産業者しかその物件の情報を扱うことができなかったとすると、どうなるでしょうか?

購入希望者は、自分が気に入る物件が見つかるまで複数の不動産業者に足を運ばなくてはならないほか、物件の売却を依頼している人にとっても売却完了までに時間がかかるためどちらにとっても不便と言えます。そこで登場したのがレインズです。

レインズとは、全国の不動産業者が自分の管理している物件の情報を登録することで、全国どこからでも物件情報を手に入れられるシステムのことです。レインズが登場したことで速やかに契約が進められるようになったと言えるでしょう。

いかに早く情報を仕入れられるかが重要

レインズに物件の情報が登録されるのはいつなのでしょうか?登録されるタイミングは、売却の依頼者と不動産業者との契約内容によって異なります。具体的には以下の通りです。

  • 一般媒介契約:期限なし
  • 専任媒介契約:7日以内
  • 専属専任媒介契約:5日以内

一般媒介契約を締結した場合には、レインズへの登録義務がありません。しかし、専任媒介契約もしくは専属専任媒介契約を締結した場合には、期限内にレインズに登録する必要があります。

専任媒介契約や専属専任媒介契約では、最初のうちは依頼を受けた不動産業者しか情報を所有していません。しかし、レインズに登録された時点で全国にその情報が知られることになります。そのため、より良い物件に出会うには、レインズに登録されてからどれだけ早く物件情報を手に入れられるかが重要と言えるでしょう。

物件探しをAIである「物件提案ロボ」に任せてしまう

レインズに登録された新着物件の情報を早く手に入れたくても、コツコツ不動産ポータルサイトを確認するのも、毎日不動産業者に問い合わせるのも手間がかかります。そこで登場するのが「物件提案ロボ」です。

物件提案ロボとは、希望する条件をあらかじめ入力するだけで、AI(人工知能)を搭載したロボットがレインズから最適な物件を提案してくれるものです。また、ただ提案するだけでなく、レインズに登録されてから24時間以内の新鮮な情報を届けてくれるほか、SelFinというAIによる物件の評価まで付いてきます。

不動産業者に物件の相談をすると、希望に沿った良い物件があっても、自社が管理している物件やリフォームなどの追加工事が発生する物件を提案するなどバイアスがかかる場合があります。

AIによる提案および評価は、このようなバイアスがかかることがなく、公平公正な立場によるものなので安心して提案を受けられるほか、時間の短縮にもつながるでしょう。

資産価値をAIが自動で判断する「SelFin」の評価とは

物件提案ロボが提案する物件には「SelFin(セルフィン)」の評価が付いているとのことですが、どのような評価が付いてくるのでしょうか?物件提案ロボについてくるSelFinの評価は以下のような内容が含まれています。

  • 価格の妥当性
  • 対象不動産の流動性
  • 耐震性
  • 住宅ローン減税の有無
  • 管理状況(マンション)
  • 土地の資産性(戸建て)

物件情報には売主の売却希望額が記載されていますが、それが適正価格かどうかを様々な観点から判断してくれます。また、万が一購入したものの転勤や家族構成の変化などで売却しなければならなくなった場合の売れやすさを判断してくれるのもポイントです。

また、購入を希望する物件がマンションの場合は、管理状況がしっかり行き届いているかも判断してくれます。もし賃貸として貸し出す場合には想定賃料も算出してくれるため、どのくらいの利回りで運用できるかも把握できる便利なシステムです。

SelFinは、物件提案ロボが提案する物件に自動で付いてきますが、HOME’SやSUUMOなどの不動産ポータルサイトなどで探した物件でも資産価値を判断するのに使うことができます。物件提案ロボとSelFinをうまく活用して、より良い物件を見つけるようにしましょう。